編集技術·

【使用例あり】動画編集に最適なパソコンのスペック紹介!

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izm.pro 編集部

はじめに

みなさんこんにちは!IZM.pro | イズムプロ 編集部です。

突然ですが、動画編集をするにあたって必要になるパソコンを購入したいけど

  • 編集に最適なパソコンが分からない...
  • なるべく安く済ませたい...

そんなお悩みがきっと生じると思います。

私たち IZM.pro | イズムプロ はMV、企業PV、YouTube、縦型コンテンツ(リール動画・TikTok)などさまざまなジャンルの映像制作を日々行なっています。

今回の IZM.pro メディアでは動画編集用のパソコンの購入を検討している方に向けた、映像コンテンツによって必要なパソコンのスペックをご紹介します。

映像のジャンルによって撮影するデータの量や編集時の演出によるパソコンへの負荷は様々です。

MVや企業PVではシネマカメラという映画用のカメラを使用し、縦型コンテンツ(リール動画・TikTok)やYouTubeではiPhoneで撮影するなど、撮影方法から大きく異なります。

パソコンは使用用途によって必要スペックが大きく異なり、値段も10万円以下のものから100万円を超えるパソコンまであります。

スペックとは

まず、、、パソコンのスペックと言っても、まずパソコンのどこの何を見ればいいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。

映像編集用にパソコンを選ぶ際に見るべき要点は

  • CPU
  • GPU
  • メモリ
  • ストレージ

この4点です。この4点を総じてスペックと呼びます。

順番に紹介していきます。

CPU

CPUとは、コンピュータの頭脳です。

 データを計算したり、命令を出したりして、パソコンを動かしています。

映像編集では、カット色の調整といった操作のたびに、CPUがそれを計算して画面に反映してくれています。

GPU

GPUとは、コンピュータの映像担当の頭脳です。

画像や映像の処理を専門にしていて、大量のデータを一気に処理するのが得意です。

映像編集では、映像のプレビューをなめらかに再生する・エフェクトを高速に表示するといった場面でGPUが活躍します。

メモリ

メモリとは、作業中のデータを一時的に置いておく「作業机」のようなものです。

 CPUやGPUがすぐに使えるように、今使っているデータをここに置いておきます。

映像編集では、「読み込んだ映像素材」や「編集中のプロジェクト情報」などがメモリに置かれ、作業がスムーズに進むようにサポートしています。

メモリが少ないと、動作が重くなったり編集作業中にソフトが落ちたりする原因になります。

ストレージ

ストレージとは、データを長く保存しておく「引き出し」や「倉庫」のようなものです。 電源を切っても残るデータはここに入っています。

映像編集では、「撮影した素材」や「書き出した動画ファイル」、「プロジェクトデータ」などをストレージに保存します。

ストレージの容量が大きいほど、たくさんの映像や素材を保存できますし、速いストレージ(例:SSD)だと読み込みや書き出しの時間も短くなります。

以上の4点を気にして選ぶようにしましょう!

実際に使用しているPC

IZM.pro | イズムプロ では在籍しているメンバーそれぞれが1~2台のパソコンを所有しており、メンバーの使用用途に合わせたスペックのパソコンを使用しています。

例えば一般的な動画編集から、CGや合成などの編集まで行っているメンバーのパソコンは、

  • CPU Intel Core i9-13900K
  • GPU NVIDIA GeForce RTX 3070
  • メモリ 32GB
  • ストレージ 2TB HDD & 1TB SSD + 外付け3TB HDD

というようなスペックになっています。

購入当時はハイエンドモデルとして販売されていたのですが、4Kの素材を1画面に9分割にして表示した際にはPremiere Proが何度も落ちてしまうことや、After Effectsにて高度な編集をした際に少し動作が重く感じてしまうこともあります。

原因はメモリの容量不足が考えられるため、さらに快適に作業するためにはメモリを増設する必要があります。

編集用PCを選ぶ基準

続いて、具体的な編集内容と併せてパソコンのスペックを紹介していきたいと思います。

VlogやYouTubeなどの編集

  • Windows

CPU | Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 第10世代以降

GPU | NVIDIA GTX 1660~RTX 3060

メモリ|16GB

ストレージ|SSD 500GB(+外部HDD推奨)

  • Mac

CPU | Apple M1 / M2

メモリ|16GB

ストレージ|512GB SSD

MVや簡単なCG合成など

  • Windows

CPU | Intel Core i7 / Ryzen 7

GPU|RTX 3070~RTX 4070

メモリ|32GB

ストレージ|SSD 1TB(+外部HDD推奨)

  • Mac

CPU / Apple M2 Pro / M3 Pro

メモリ|32GB

ストレージ|1TB SSD

CG・VFX・シネマ編集

  • Windows

CPU | Intel Core i9 / Ryzen 9(マルチコア推奨)

GPU|RTX 4080~4090 / A6000

メモリ|64GB以上(推奨128GB)

ストレージ|SSD 2TB以上

  • Mac

CPU / GPU | Apple M2 Max / M3 Max or Ultra

メモリ|64GB以上

ストレージ|SSD 2TB以上

使用する編集ソフトや撮影するカメラによって必要のスペックは変化しますが、是非参考にしてみてください!

おわりに

大は小を兼ねるという言葉の通り、高スペックのパソコンを使用するとどのような映像を編集することができます。

ですが必要以上のパソコンを買っても活用しきれずに、後悔してしまうこともあります。

どのような映像をどの編集ソフトを使用して編集するのか、その編集ソフトはどのようなスペックを推奨しているのかを確認してからパソコンを購入しましょう。

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