撮影技術·

【ストロボ or 定常光どっち?】ポートレート撮影のライティング方法!

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吉岡 海

はじめに

皆さんこんにちは!IZM.pro | イズムプロでポートレートフォトグラファーをしております 吉岡 海 | Kai Yoshioka です!

今回は私の撮影技術を皆さんに共有いたします!

この記事を読めば、あなたのポートレートスキルがワンランクアップすること間違いなしです!

ポートレート撮影ではほぼ必ず照明器具を使用します。
夜撮影では勿論のこと、明るい日中でも照明器具は欠かせません。そんな中で今回は照明器具を大きくストロボライトとカラーライト2つに分けてお話ししていこうと思います。

ストロボライト

ストロボライトとは、瞬間的に強く光る照明器具で、皆さんが使っているスマートフォンのフラッシュ撮影などをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。

カメラの上部に装着して使用する他、専用のアダプタを使って遠隔で使用する事も可能です。

メリット

・瞬間的な光の強さ

日中、夜どちらにも使用できますが、特に日中はストロボの良さをより感じられると思います。
逆光下や曇天など、被写体の顔に光を当てることが難しい時、ストロボを使用することで明るく撮影することができます。また、光量を担保できるおかけで、シャッタースピードを速くすることが可能で、手ブレや被写体のブレを防げるのも大きな利点です。

・立体感を演出できる

瞬間的に強い光を当てることで被写体に陰影をつけ、立体感を演出することができます。

また、被写体をあえて白飛びさせたり、シチュエーションに合わせた幅広い表現が可能です。

デメリット

・光量の調整が難しい

ストロボはカラーライトと違い、撮影しながら調整することが非常に難しいです。その場の明るさやカメラの設定、距離によって光の強さを逐一調整し、確認しなければいけません。慣れるまでは少し難しいと思います。

カラーライト(定常光)

カラーライトは先ほどのストロボとは違い、持続的に照射するライトで、様々な色を選んで照らせるものです。

手持ちのものから、スタンドを立てて設置する大型のものまで様々な種類があります。

僕がよく使っているのは手持ちのカラーライトで、光量はそこまで強くありませんが、アシスタントがいない状況で撮影される方にはおすすめです。

メリット

・表現の幅が増える

寒色から暖色まで、使いたい色を自分で調整できるので、とにかく表現に幅が出ます。
作品の幅が広い人ほど、カラーライトは確実に武器になります。

・再現性が高い

自分独自の色味や、自分の作品の再現性を高めたい人におすすめです。同じ色を使い続けることでその人特有の色を出しつつ作品を残すことができます。また、異なる色を2灯以上使用することでより複雑な演出が可能になります。

デメリット

・暗所、夜撮影に限られる

先ほどのストロボとは違い、日中では基本使えません。カラーライトは太陽光の下では光量が足りず、あまり活きません。

おわりに

以上、ストロボライトとカラーライトの違いでした。どちらも用途によっては必須と言っていいほど重要な機材ですので、両方扱えるようになると更に写真が楽しくなると思います!

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