撮影技術·

【三角プリズム・カラービニール】誰でもできるポートレート撮影のアレンジ方法!

はじめに

初めまして。イズムプロ | IZM.pro スタッフの Kai | 吉岡 海です。

私はIZM.pro | イズムプロ の中でも写真を担当していて、主にアーティスト写真や宣材写真、ポートレートなどを撮影しています。

カメラは SONY a7Ⅲ , SONY a6500 を愛用しており、SONY a6500 は使い始めてから約5年ほど経ちますが、ここ最近ようやくコツを掴んできたような気がします。

SONY a6500というカメラは2018年の4月に発売開始され、もう6年以上の月日が経っており決して新しいカメラとは言えません。

最新のカメラの性能に比べると、いささか物足りないように感じると思います。しかしカメラ特有の質感や撮影テクニックを駆使してお客様にお喜びいただいております。

今回は、カメラの性能にこだわらない、小道具などを使った撮影方法を紹介します。

紹介するアイテム

三角プリズム

このガラス棒をレンズの前に構え、被写体を透過します。このガラス棒は三角形の構造になっており、角度を変えると周囲の様々な情景を反射させます。

プリズムの作例はこちら

野外撮影でもスタジオ撮影でも、アーティスティックな雰囲気を演出できます。

レンズの前でガラス棒を動かし、一番良い構図になった瞬間にシャッターを切るということに、自らの腕とセンスが試される楽しさがあります。

反射角度や光とのバランスを習得すると、自由自在な演出ができるようになります!

百均で売っているカラービニール

続いて紹介するのは、百均で買ったカラービニール袋です。

一見普通のピンク色っぽいカラービニールですが、角度を変えるとキラキラと反射します。光の当たり具合で水色や紫に輝いて見えますね。

このビニールはマチがついているのでハサミなどで一枚になるようカットします。

出先などで急遽使うことになったら手でも裂けるので便利です。こちらも先ほど同様、レンズの前に構え被写体を透過します。

カラービニールの作例はこちら

先ほどのガラス棒と比べ、さらに幻想的な雰囲気が広がります。

光源が近くにあるシチュエーションだとより効果を発揮します。ボヤボヤと幾つもの色の光のモヤのようなものがフィルターになり、妖艶な演出をしてくれます。

宣材写真などの撮影では不向きですが、こういう写真が重宝される現場は沢山あります。

これもまた自分のセンスがモロに出るので、撮ってて楽しいですよね。

おわりに

今回は、僕のお気に入りの小道具を紹介しました。

百均やリサイクルショップに行けば、使えそうな小道具はそこら中に転がっています。

撮影がマンネリしてしまう人や普通の写真にもう1スパイスを加えたい方は是非探しに行ってみてください。

最後に、個人的に撮影に使えそうな小道具を探すポイントを紹介します。

  • 反射しそうな素材
  • 透けそうな素材
  • 光を分散させる素材
  • 光を滲ませる素材

このような観点で小道具を探すと、いいアイテムが見つかります!

私の知らないアイテムもまだ山ほど眠っていると思います!

そして IZM.pro | イズムプロ メディアではほかにも私の撮影技術を多数掲載していますので是非ごらんください!

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