【初心者向け】写真撮影のストロボ光と自然光のメリット・デメリット
撮影技術
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はじめに
こんにちは。フォトグラファーの Kai | 吉岡海です。
写真を撮影する時にとっても大事な「光」という要素は、主に照明機材から当てられる人工的な光と、太陽光からの自然光の2つに分けられます。
私は撮影の際に臨機応変に二つの光を使い分けることで、写真のクオリティを最大限に引き出しています!
今回は照明機材からストロボを抜粋して、人工的な光と自然光との比較、それぞれのメリットとデメリットを紹介します!
ストロボ
メリット
天候に左右されづらい
ポートレートを撮影することにあたって、天候は良くも悪くもその日のイメージを変えてしまいます。
明るい衣装で、煌びやかに着飾りたい日も、曇天の下では魅力半減です。
そんな時にストロボを焚いて撮影すると、ストロボならではの雰囲気と共に、明るい写真が撮れます。
夜撮影、暗所での撮影
カメラはISO感度というものがあり、数値を上げることで明るく撮ることができますが、夜や光量の少ない暗所での撮影には限度があります。
基本的にISO感度はなるべく高くならないように意識しています。
カメラの設定で無理に撮ろうとすると、ブレたりノイズが乗ってしまい思うように上手く撮れません。
トンネルの中、地下の駐車場、高架下など、薄暗い雰囲気を残しつつ被写体を明るく撮りたいと言った時にストロボが活きてきます。
デメリット
扱いが難しい
ストロボは初心者がいきなり使いこなすのは少し難しいです。
カメラの設定とストロボの設定をうまくシンクロさせなければならないので、練習と知識が必要になります。
またストロボの向きや角度なども微調整が必要になりますので、自分なりの使用方法をマスターしましょう!
自然光
メリット
ナチュラルな写真が撮れる
日光の光でしか表現できない写真があります。例えば、陰影をつけた表現です。木漏れ日だったり、フェンスの影だったり、夕日だったりとさまざまなアイデアを写真に落とし込めます。
晴れている時は積極的に取り入れるといいと思います。
暖かい雰囲気の写真が撮れる
日光は、ストロボの光に比べて色の温度が柔らかく暖かいです。ストロボの光が白とすると、日光は黄、橙色といったイメージです。
モデルの雰囲気に合わせて、自然光と調和させることができれば最高の写真が撮れます。
デメリット
天候、時間に左右される
イメージの写真が好きなタイミングで撮影できないのは少しだけストレスです。
自然光を活かした写真をメインにした撮影なら、天候次第でリスケの判断も視野に入れなくてはならなくなります。
天候の確認を入念に行いましょう。
また季節によって日没の時間も変化していくため、撮影日の日の入時間もしっかりと確認しておきましょう。
ビル群などは日没時間より早く陰りだしますので、考慮しましょう。
おわりに
ストロボと自然光、それぞれのメリットとデメリットを理解して、その場に応じた特性を活かすことが出来れば、写真家として高いレベルに進めること間違いないと思います!
「光」は写真において最も重要な観点と言っても過言ではないと思います。
上手く使いこなして楽しく写真を撮りましょう!