撮影技術·

ポートレート撮影でのレンズフィルターの使い方 | 吉岡 海の撮影Blog

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吉岡 海

はじめに

みなさん、こんにちは。IZM.pro | イズムプロ フォトグラファーの Kai | 吉岡海 です。

私はポートレートフォトグラファーとしてこれまで、300作品以上の作品を残してきました!

撮影において、カメラやレンズの性能はとても重要だと思います。

ですが、それを凌駕するロケーションや発想、小道具などを使った独創的な撮影テクニックは、カメラやレンズの性能の差をひっくり返す力を持っていると思います。

今回は誰でも簡単にマネすることのできる、ポートレート撮影におけるレンズフィルターと小道具(カラーフィルム)の活用方法をご紹介します!

今回の解説ポートレート


カラーフィルムとレンズフィルターの組み合わせは、僕がよく使用する撮影テクニックで、幻想的な表現をしたい時に活用しています。

撮影アイテム

・ダイソーのカラーフィルム

僕は基本的に100均や雑貨屋さんなどで購入しています。選ぶ際に大切にしていることは色がほどよく透ける事。

色々なカラーフィルムが存在するので、いくつか購入をし試しながら撮影を行っています!

・ブラックミストレンズフィルターorクロスフィルター

お持ちであれば光を滲ませる作用のあるレンズフィルターを着用するのがおすすめです

僕は主にブラックミストレンズフィルターやクロスフィルターを使用しています。

これらのフィルターも装着することで、カラーフィルムの効果がさらに発揮することができます。

撮影方法

カラーフィルムをレンズの前に透かし、塩梅を見てシャッターを切ります。

ピンクや紫、青、緑など様々な色が乱反射し写真に芸術性を演出してくれます。

乱反射とはいうものの、この撮影スタイルになれてくると撮影方法や太陽光の角度など様々な光の状況に応じて自由自在に反射をコントロールすることができます。練習あるのみです。

ここでポイントですが、レンズ全体を覆うのではなく、レンズの下半分だけを覆うようにフィルムを被せてみてください。

そうしないと、被写体にピントを合わせるのが難しくなり、全体的にボヤボヤとした写真になってしまいます。

写真を見て頂くといわれてみれば下半分が反応していることがわかると思います。

被写体にはしっかりとピントを合わせることで、前ボケとのメリハリがつく写真に仕上げることができます。

おわりに

他にも、色のついた下敷きやファイルなど、様々なものに応用できるテクニックですので透けそうな素材があればとにかく試してみてください。

撮影用アイテムだけでなく、一つのひらめきでいろいろなアイテムが撮影アイテムとなり、作品の完成度をUPしてくれます!

僕も新しいアイテムを見つけたらまた報告しますね。

そして僕のInstagramには様々な作品を掲載してます。興味を持って下さった方はぜひのぞいてみてくださいね。

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