
【初心者必見】写真用とビデオ用の三脚は何が違う?失敗しない三脚の選び方
- 撮影技術
はじめに
皆さんこんにちは!!アーティストさんや企業さんの映像制作や写真制作を行っているIZM.pro | イズムプロです!
今回のIZM.pro メディアでは、初心者の方向けの三脚の選び方や選ぶコツをお教えします!
カメラを購入すると必ずと言っていいほど必要な機材となる三脚。

一見どれも同じに見えるかもしれませんが実は...三脚と一言で言っても写真用と映像用があります。
またそれぞれ三脚ごとに特徴が存在します。
意外と知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どちらもカメラを固定するという役目は同じなのですが、それぞれ映像向き・写真向きの特徴があります!
これからカメラを始めるにあたって三脚を選ぶ際の参考にしてみてください!
写真三脚
写真三脚は静止画を撮ることが前提なので、「一度構図を決めたら固定」するための安定性が重視されます!
写真三脚の特徴は雲台の部分が3way雲台やボール雲台になっていて、すぐに角度を変えられて固定できる仕様になっています。
3way雲台は
- 水平方向(横方向)
- 垂直方向(縦方向)
- カメラの向き
を調整することができます。
3way雲台は、水平方向と垂直方向をパン棒で焼成できるため細かい調整がとてもしやすいのが特徴です!
風景の撮影など、角度を気にする撮影の際には3way雲台の写真三脚を選ぶようにしましょう。
ボール雲台は動かせる方向の決まりがなく、自由に傾けたい方向に動かせるのが特徴です!
レバーを緩めて、カメラを固定したい角度に傾けてレバーを締めることでカメラが固定されます。
自由な構図を切ることができるので、動きのある被写体の撮影をするときにぴったりです!
雲台以外にもセンターポールが付いているのも写真三脚の特徴です。
センターポールとはカメラの高さを稼ぐ部分のことで、足の長さを最大まで伸ばした後にさらに伸ばすことができます!
しかし、一本の棒で高さを出すので揺れてしまうデメリットもあります。この点が写真三脚で動画の撮影をお勧めできない点になります。
写真三脚は脚が細く、軽量なものが多いので風景撮影や旅行にとても便利です!
ビデオ三脚
ビデオ三脚の特徴はカメラワークを滑らかに行えることが特徴です!
左右の動き(パン)や上下の動き(チルト)から止まる際にカクっと止まらず、スムーズに止まります。
また、ビデオ三脚は脚が太く、重いカメラも安定して載せることができます!
風に吹かれても揺れることはなく、しっかりと止まった映像を撮影することができます。
ビデオ三脚には写真三脚のようなセンターポールがなく、スプレッターという脚を安定させる補強部品がついています!
このスプレッターのおかげで横揺れを防ぎ、安定した撮影を行うことができます。
高いビデオ三脚になると、カメラワークする際の抵抗を調整することができます。
具体的には同じ力を入れてカメラを横方向に動かした際に、動くスピードを調整することができます。
軽いカメラで、簡単な動画撮影をする際には写真三脚でもかろうじて撮影できる場合もありますが、重いカメラや、しっかりとクオリティを出した撮影を行う際にはビデオ三脚を使用するようにしましょう!
初心者におすすめの写真三脚
Velbon EX-540 II

Velbonから発売されているこちらの三脚は、脚も程よく太く、軽量と安定感を兼ね備えた写真三脚です。カメラの脱着がワンタッチで可能なクイックリリースが搭載されていて、簡単で手軽に使用することができます!
センターポールも高くまで伸びるため、自由なカメラアングルを作り出すことができます。
価格も一万円以下で、写真を始めたばかりの方にとてもおすすめの写真三脚です!
KF09.142

K&F CONCEPTから発売されているこちらの三脚はとても軽量でコンパクトに持ち運びができる点が特徴です!
趣味でカメラを楽しみたいという方にはとてもおすすめの写真三脚です!
スマホホルダーも付いてくるのでカメラだけではなく普段使っているスマートフォンも三脚で使用することができます。
三脚はカメラ周りの機材で一番大きい機材になるのでできるだけ小さく軽量のものを選ぶととても充実した撮影をすることができます。
初心者におすすめのビデオ三脚
NEEWER Basic 187cm ビデオ三脚

NEEWERから発売されているこちらの三脚は1万円強で購入できるビデオ三脚になります!
カメラワークをせずに固定して撮影する分には問題なく使用できるため、映像をはじめたての初心者にはとてもおすすめの三脚になります!
高さも申し分なく、揺れることもないのでしっかり撮影することができます。
撮影の幅が広がり、カメラワークやライブやイベントの撮影をする際にはもうワンランク上の三脚に乗り換えるようにしましょう!
miliboo mtt609a

milibooから発売されているこちらの三脚は約3万円で購入できる三脚ですが、スムーズなカメラワークをすることができます!
脚の先もスパイク脚にすることができるのでさまざまな地形に順応して撮影することができます。
さらに、無段階減衰油圧が付いている雲台なので、カメラワークする際の抵抗を調整することができます。
3万円前後でこのような三脚はなかなかないのでとてもおすすめの三脚です!
おわりに
今回のIZM.pro メディアは三脚の選び方や機能の紹介をしました!
これで失敗しない三脚選びができること間違いなし!!
IZM.proメディアでは撮影や機材に関しての記事をたくさんアップしております!
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