
【初心者向け】様々なレンズの選び方や特徴をご紹介!
- 撮影技術
はじめに
こんにちは。フォトグラファーのKai | 吉岡海です。
私はポートレートフォトグラファーとしてこれまで、300作品以上の作品を残してきました!
レンズには様々な種類がありますが、上手くレンズを使い分けるようになれば、撮影できる写真の幅が広がり上達への一歩に繋がります。
今回はズームレンズ・単焦点レンズ・魚眼レンズ大きく3つのレンズに分類してそれぞれ作例も紹介します!
ズームレンズ

おそらく1番オーソドックスなレンズだと思います。18-135 のように焦点距離の範囲でズームができるレンズになっており、近くの被写体から遠くの被写体まで幅広い距離の写真が撮れます。
レンズによってズームできる距離と範囲は異なるので、撮影したい写真によって調整できるのが利点です。
また、レンズの種類によってはズームをするとF値が変動してしまうものもあります。
明るく撮影することを重視されている方は、F2.8のズームレンズを選ぶようにしましょう!!
単焦点レンズ
このレンズの特性は大きく2つあります。

・ズーム機能がついていないので常に一定の距離で撮影できる。
先ほど紹介した望遠レンズと違い、撮りたい画角によって自分が移動することによって距離感や上手い画角を作り出す練習にもなります。最初は難しいと思いますが慣れると楽しいレンズです。
・F値が低いものが多くボケ感が強く明るい写真が撮れる
F値というのは、数値が低いほど明るくボケのある写真が撮影できます。単焦点レンズはこのF値が低いものが多いので室内撮影や暗所の撮影に向いています。また、広角の単焦点レンズを使用すれば背景を広く使った写真も撮影できます。
ほかにも単焦点はレンズの重量が軽く、安価なものが多いという特徴があります!
これからカメラを始めてみたい方や、出先で気軽に撮影をしたい方にとてもおすすめです!!
魚眼レンズ

画角の左右が大きく湾曲しており、超広角で写せるレンズになっています。ビル街や、ムードを作りたい場面での撮影に適しています。写せる画角が広いので、自分の指や足が映り込まないように注意が必要です!
魚眼レンズは、レンズ面が膨らんでいるものが多くあり、一般的なフィルターを使用できないことがあります。
ソフトフィルターやNDフィルターを使用予定の方は注意してください!!
おわりに
以上、3種類のレンズを紹介しましたが、他にもオールドレンズやマクロレンズなど玄人向けのレンズもあり奥が深いですね。
個人的なレンズの使い方わけですが、
・綺麗に無難な写真を撮りたい時は望遠レンズ
・室内や暗所、狭い場所での撮影など適所で幅広く対応したい時は単焦点レンズ
・クリエイティブで風変わりの写真が撮りたい時は魚眼レンズと使い分けています。個人的に魚眼レンズはストロボとの相性が良いと思っています。
レンズを多種類持っておくことで様々な状況に対応できるのでおすすめです!
レンズのメーカーごとに色味や解像度も異なるので、同じ焦点距離でも好みの写真が撮影できるレンズを探してみてください!
ほかにも、初心者の方に向けた撮影技術についてまとめているのでぜひ!!