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【2026年版】MV制作に最適!プロも使うおすすめカメラと選び方ガイド!

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izm.pro 編集部

はじめに

みなさんこんにちは!IZM.pro編集部です。私たちはこれまで70本以上のMVを制作してきました。

機材選びは映像制作において、作品のクオリティを大きく左右する重要なポイントです。

特にミュージックビデオは楽曲の世界観を映像で表現するため、カメラの性能や操作性がクリエイティブの幅を広げる鍵となります。

今回は、初めてカメラを選ぶ方でも迷わないよう、「画質」「価格」「機能」など、様々な観点からおすすめのカメラをご紹介していきたいと思います。

また記事下部では2026年おすすめの MV カメラの機種もご紹介しています。

どのようなカメラがいいのか

まずおすすめのカメラには以下のような共通点があります。

  • ミラーレス一眼カメラ
  • レンズ交換式カメラ
  • 4K/24fpsで撮影ができる
  • Log撮影ができる
  • 手ぶれ補正がついている

この5つの条件を満たすカメラが MV に適したカメラと言えるでしょう。

早速5つの条件を1つ1つ解説していきます!

ミラーレス一眼カメラ

みなさんが想像されるカメラには

  • 一眼レフカメラ
  • ミラーレス一眼カメラ

というものがあると思います。

映像制作をする際にはミラーレス一眼カメラがおすすめです。
理由は、一眼レフカメラに比べて軽量コンパクトでオートフォーカスが優秀という点があるためです。

MV では「カメラを持って走り回りながら」「クレーンの先に載せて」「ジンバルという機械に載せて」「車の外側にカメラを貼り付けて走行」など、取り回しがかなり重要なシーンが多くあります。
その際にカメラが小型で軽いというのは大きなアドバンテージになります。

撮影中にカメラと被写体の距離が大きく変わることも多々あるので、優秀なオートフォーカス機能を搭載したカメラだと映像の質が大きく上がります。
カメラ選びの際にはまずこの要点を押さえたカメラを探すようにしましょう!

レンズ交換式カメラ

カメラ以上に種類があるのがレンズです。

ズームできるレンズ、できないレンズ。 近くで物を写すレンズから遠くのものを綺麗に写すレンズ、などなど…
レンズを付け替えることによって撮れる映像の幅はかなり広がります。

一部、レンズと一体型になっているカメラもありますが、必ずレンズは取り外せるものを選ぶようにしましょう。

レンズは、撮影した映像が大きく左右される、とても大事な要素なのでレンズ選びも慎重に行いましょう!

4K/24fpsで撮影ができる

4Kとは動画のキャンパスの大きさを表します。

YouTubeでも4K映像に対応し、テレビも4Kのものが主流になるなど、私たちの身近な存在になりました。

4K映像に見慣れてしまうと1080pの映像を観た際に「あれ、なんか画質が悪いかも…?」と思ってしまうこともあるほど差を感じます。
映像は写真が連続して動いているように見えています。
24fpsとは1秒の映像内に何枚の連続した写真を入れるか、ということを表しています。

映画では24fpsが一般的とされているので、4K/24fpsで撮影ができるカメラであれば、シネマチックな作品を作ることができます!

テレビやYouTubeは30fps、ゲームなどは60fps以上というように、場面や状況によって使用するfpsは異なります。

どのような映像で受け手にどのような印象を与えたいかによって、作品のfpsを選ぶようにしましょう!

最近では、4K/60fpsや120fpsまで撮影できるカメラも珍しくありません。
24fpsの映像を作る際に、60fpsの場合は2.5倍スロー(40%)、120fpsの場合は5倍スロー(20%)まで品質を落とさずに使用することができます!

スローモーションを利用した映像を制作したい方は、4K/60fps以上のカメラを選ぶことをお勧めいたします!!

シネマティックな映像はスローモーションを多く使用しています。
MVや映画風の映像を撮影したい方には特にお勧めいたします!
映像の幅がグッと広がるので、映像制作が楽しくなること間違いなしです!!

Log撮影ができる

あまり聞き馴染みのない言葉だと思いますが映画やMVでは一般的な撮影設定になります。
映像の色を自分好みにして、独特の世界観を作る編集作業をカラーグレーディングと言います。

カラーグレーディングにはLUTというものを使用します。
LUTとは Look Up Table (ルックアップテーブル)の略で、各カメラメーカーから純正のLUTが配信されていることが一般的です。
ほかにも有名クリエイターが配信している有料のLUTや、一般ユーザーが作った無料のLUTなども配信されているので、お好みのLUTを見つけて世界観を作り上げてみましょう!

写真にフィルターをかけて雰囲気を変えたことはあると思いますが、Logで撮影した映像はさらに自由に調整することができます。
その理由は、色を抜いて撮影しているからです。
髪の毛をカラフルに染める際に一度ブリーチをしてその後に色を入れる原理と同じで、あらかじめ全体的に白っぽい状態で撮影を行います。

この機能で撮影した映像は一段階ハイクオリティの作品になるので、ぜひみなさんも挑戦してみてください!

手ぶれ補正がついている

カメラには手ぶれ補正が付いているものと付いていないものがあり、手ぶれ補正の中でも効果の強さがそれぞれ異なります。
カメラはどれだけぶれないように構えても絶対にぶれてしまうものです。 三脚を使える環境なら問題がないのですが、狭い場所や三脚を設置できない場所もあります。

他にも、移動しながら撮影する場面もあるので、手ぶれ補正が付いているものを選ぶようにしましょう。
映画専用のプロフェッショナル向けカメラなどの場合、手ぶれ補正がついていないモデルもあるのですが、扱いが難しく、大掛かりになってしまいます。

初めてのカメラは手ぶれ補正が付いているものがおすすめです!!

おすすめのカメラ

ここまでに解説した要点を押さえたカメラをおすすめ順にご紹介いたします!

SONY FX3

まずはSONYから発売されているFX3です。

SONY 公式ホームページ FX3

Cinema Lineという映像専用カメラシリーズのカメラで、Netflix認定カメラにも追加された高性能が保証されたカメラです!

フルサイズセンサーを搭載しているため、背景のボケ感が多く、暗所にも強いのが特徴です。
また、デュアルベースISOという機能を搭載しているので、一般的なミラーレス一眼カメラに比べてさらにノイズが乗りにくいということが強みです。

昨年、IZM.pro にも導入され、数多くのMVを撮影してきました。

ぜひご参考までにご覧ください!

SONY FX30

続いておすすめするのはSONYのFX30です。

SONY 公式ホームページ FX30

FX3と見た目は全く同じですが、大きな違いはセンサーサイズです。

FX30はAPS-Cという、FX3と比べて一回り小さいセンサーを搭載しています。 FX3と比べて暗所やボケ感は多少劣りますが、利点もあります。
APS-C用レンズはフルサイズ用レンズに比べて軽量で安価なものが多く存在します。
様々なレンズを購入し、揃えることができるのは大きな利点と言えます!

さらに、1番のおすすめポイントは価格です。
FX3のほぼ半額(約30万円)で購入できるため、初心者や最初の一台にとてもおすすめです!!

SONY α7c Ⅱ

次におすすめするカメラは SONY α7c Ⅱです。

SONY 公式ホームページ α7c Ⅱ

このカメラはフルサイズセンサーを搭載しながら、軽量コンパクトを実現した、持ち運びしやすいカメラになっています。

カメラが重く、高額なモデルになると外に持ち運ぶ気が薄れてしまうことも多々あります…
気軽に持ち運びカメラに触れる時間を増やすのはとても大切なことです! 旅行などにも持ち運べて綺麗な映像を納めたい方にはおすすめのカメラです!!
また、見た目が可愛くおしゃれな点もおすすめポイントです!!

BMPCC 6K Pro

次におすすめするカメラは Blackmagic Design から発売されている BMPCC 6K Pro です。

Blackmagic Design 公式販売ページ

このカメラは 6K で撮影をすることができます。

6K で撮影するメリットは編集の際に拡大しても品質が落ちにくいという点があります。

また、独自の高品質RAWフォーマットで撮影できるため色の編集に特化しています。

色編集をこだわりたい方に特におすすめの一台です。

価格は新品で約45万円で購入可能で、これから本格的に映像をはじめたい方やクライアントワークをメインの仕事にしたい方はぜひ検討してみてください。

RED KOMODO 6K

次に紹介するカメラは RED という会社から発売されている KOMODO 6K です。

RAID RED 販売ページ

ハリウッドの映画でも使用される本格的なこのカメラはグローバルシャッターセンサーというものを採用しています。

この機構によるメリットは、速く動いているものやカメラを動かした時の被写体の歪みを抑えるという点が挙げられます。

このカメラも独自の RAW フォーマットで撮影することができます。

映像の解像度もとても高く、プロの現場でも通用する画質と信頼性を持っています。

価格は現在約50万円ですが、現場で使えるように周辺機器を揃えると100万円近くになってしまいます。

かなり高額ですが、その値段以上のクオリティを生み出すことのできる一台です。

このカメラを持っていることによって依頼が来る案件もあるほど信頼されているカメラなので、予算がある方はぜひご検討ください!

Canon EOS C60

最後に紹介するカメラは2025年11月に発売された Canon EOS C60 です。

Canon 公式紹介ページ

このカメラは 7K 60p で撮影することのできるハイエンドシネマカメラです。

他にも Open gate 記録という機能により、後処理で任意のアスペクト比に切り出すことが可能になっています。

今までの 4K が最高設定のカメラではできなかった独自の機能になります。

BMPCC 6K や RED KOMODO 6K に比べて高性能のオートフォーカス性能などから、手軽に使用することができる一台になっています。

価格は約56万円で、ご紹介した他のカメラと同じぐらいの価格で購入することができます。

おすすめはSONY機!

たくさんおすすめのカメラはありますが、これから映像制作を始めたい方にはSONYのカメラをおすすめいたします!

理由はオートフォーカスの速さとレンズのラインナップの豊富さです!
SONYはオートフォーカスが速く、外れにくいことが特徴として挙げられます。

またSONYのカメラに使用できるEマウントレンズは種類がたくさんあるので選ぶ幅が広くあります!
映像業界ではSONYを使用している現場が多くあるので、早いうちからSONY機に触れておくと現場に出た際に素早く対応できるというメリットもあります!

おわりに

以上、MV 撮影におすすめのカメラでした!

カメラは高い買い物でとても悩んでしまうと思います。

我々 IZM.pro | イズムプロ スタッフもカメラを購入する際には非常に検討を重ねています。

しかし今回ご紹介した MV カメラに適した条件や価格、性能と照らし合わせることで自分に最適なカメラを選ぶことができています。

素敵な映像制作ライフを送ってください。

IZM.pro | イズムプロ メディアでは今回の記事以外にも撮影に役立つ情報をたくさん公開しています。
ぜひご覧ください。

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また IZM.pro | イズムプロ YouTube では今回紹介したカメラを使用した実際の MV 撮影のメイキングムービーも公開しています。

カメラの使用法や MV の撮影方法、実際の現場の空気感を味わいたい方はぜひご覧ください。 

IZM.pro | イズムプロ の MV 撮影風景はこちら

 

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