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MVの費用はどうやって決まるの?現役クリエイターが解説!

特集

はじめに

皆様こんにちは。IZM.pro | イズムプロ はこれまでミュージックビデオを50本以上制作してきました。
昨年2024年には100万再生を突破するヒットソングを複数手掛けています
今回はそんな私たちがMV制作費用の決まり方について説明いたします!

MVの費用の相場は5万円~100万円、豪華な撮影だと200万円程度かかる場合もあります。
非常に相場に開きがあり、ご相談いただくアーティストさんからも、「MVを作りたくて調べていたけど、予算感が読めず頼みづらかった」というようなお声をよく耳にしました。
そのようなお声は特にMV撮影の経験がないアーティストさんほど、よく伺います。

そんなお声から私たちはMV制作のプランを細かく可視化し、不安のない状態でご依頼を頂く料金プランを作りました。
プランを作るうえで、予算の分岐点になった要素をまとめ、MVの予算がどう決まっていくのかをご紹介いたします。
「撮影規模を大きくしていきたい!でも..どう広げれば..」というクリエイターさんも参考にしてみてください!

撮影費用

まずは撮影費用です。
撮影費用は撮影規模により、さまざまです。撮影スタイルは大きく分けて2つです。
カメラマンとディレクターとエディターを1人で担う、”ワンオペ撮影”とディレクター、カメラマン、カメラアシスタントやアシスタントディレクターなどを帯同させるチーム編成を組んだ撮影の2パターンです。

ワンオペ撮影(低予算)

ワンオペ撮影はチーム編成での撮影より人件費がかからない為、圧倒的に安く制作できます。
最近ではワンオペ撮影でもクオリティを出すカメラマンさんもいらっしゃいます。
一方、ワンオペ撮影では使用できるカメラや演出が限られてしまうという点もあります。

チーム編成(クオリティ重視)

チーム編成を組んだ撮影は、人数が多い分、ハイクオリティな撮影や演出の数が圧倒的に実現可能です。
使用するカメラもシネマカメラなどのハイスペックな機材を使用する際は、必然的にアシスタントをつけなくてはなりません。
また機材費用もかかってくるため、チーム編成での撮影を行う際にはじっくりと時間をかけましょう。

特殊撮影

また演出に応じて特殊な撮影技術を持った方をチーム編成に加えることでより映像にクオリティを載せることができます。

  • ドローン撮影
  • 照明技師
  • 劇車(撮影用の車)
  • スチールカメラマン

私たちが特殊撮影で良く使用する4つの特殊撮影項目です。
中でも照明技師、スチールカメラマンに関しては毎回帯同をしてもらっているので、お呼びすることのメリットをご紹介します。

照明技師

おととしぐらいから照明技師さんが毎回撮影に帯同して頂くようになりましたが圧倒的に作品の質が向上したと実感しております。
撮影班だけでは手が回らない照明を、照明技師さんがいると作品の雰囲気を何倍にも具体的にしてくれます。

スチールカメラマン

同じようにスチールカメラマンにも毎度撮影に帯同をしてもらっています。
撮影して頂いた写真は、アーティストさんには撮影風景やジャケ写として告知やリリースの際に役立っており、アーティストさんからも非常に好評です。
私たち撮影班も、作品制作の思い出として振り返ることができるので今ではなくてはならない存在です。

選び方

結論、アーティストさん側で明確にイメージがある場合、イメージに沿った撮影規模を選択するのがベストです。
例えば、1カットのみで完結するようなビデオはワンオペ撮影でも充分制作が可能です。
映画のようなストーリーや演出がしたい場合はワンオペ撮影では圧倒的にクオリティが下がってしまうでしょう。
また、チーム編成は各制作者によって、作品によって幅広く取捨選択が可能です。

作品にあった制作者を選ぶことで、ベストな選択肢が見つけられます。
IZM.pro | イズムプロ ではアーティストさんのイメージに沿ってMVの撮影ごとに、オリジナルのチーム編成を行い無駄のない人選を行っております!!

編集費用

続いては、編集費用についてです。
編集費用は作業の難易度によって、作業時間が大幅に変わってきます。
編集にはカットなどの単純な編集から、アフターエフェクトやアニメーション、CGなどの編集は特殊作業があり、特殊作業には各専門家が担当することが多いです。

特殊な作業をする場合は、それに伴い編集費用も生まれてくる為、費用は上がっていきます。
また慣れていない編集者に特殊な編集を依頼すると、大事故につながってしまうケースがあります。
特殊な作業を依頼する際は編集者の実績を確認するとリスクを抑えることができます。

特殊な編集を依頼する際には、撮影法にも費用が掛かってくるため(グリーンバック用のスタジオ費用、CG用の撮影方法などなど)あらかじめ認識していると、提示された制作費に驚くことはありません。

カラーグレーディング費用

編集費用にはカット編集や特殊作業の他にカラーグレーディングという工程も存在します。
カラーグレーディングとは、映像の色味を編集する作業です。
基本的には編集者が一任することが多いですが、よりシネマチックな表現や色味に力を入れたい方は、カラーリストというカラーグレーディングの専門家が行います。
専門家ということもあり、カラーリストが行うカラーグレーディングは我々制作者から見ると違いが明確に現れます。

編集者が一任するスタイルでも、編集者がカラーグレーディングが得意であったり、普段からカラーグレーディングを行っている方も多く、ある程度のラインは超えてくると思います。
例えば、カラーグレーディングに予算を費やすか、演出を増やすか、という選択を作品の質が向上する方を優先して選んでみると良いと思います。
カラーリストは腕のある監督やプロデューサーはネットワークを持っているため、伺ってみると良いでしょう。

スタジオ費用

続いては撮影ロケーションのスタジオ費用についてです。
ロケーションは大きく、スタジオゲリラでの撮影に分けられます。
ゲリラでの撮影はスタジオ費用はもちろんかかりませんが、通行人が写ってしまったり天候によって左右されたり撮影禁止エリアだったりと費用は抑えられるものの、非常にリスクが高いです。

一方、撮影スタジオは費用は掛かる分、イメージによって予算によってさまざまなスタジオが存在します。
アーティストさん側でも、検索で手軽に撮影スタジオをピックアップすることも可能ですので、こだわりが強い方はご自身で抑えてしまうのも予算が明確になるため、良いです。

制作者はスタジオ探しには慣れているので、自身で探すのが手間だったり、イマイチ探し方がわからない方は、制作者に撮影スタジオの候補をピックアップしてもらいましょう。

イズムプロメディアでは撮影スタジオの探し方についての記事も制作していますので、ぜひ参考にしてみてください!

キャスティング費用

続いてはキャスティング費用についてです。
キャスティングとは、MV内に出演してもらう演者さんを探す・出演して頂く工程です。
ストーリーテイストの作品であれば役者さんダンスビデオテイストの作品であればダンサーさんなど演出によってキャストさんは様々です。

キャストさんの出演費用はキャストの実績で決まることが多いです。
実績には主に出演経歴やフォロワー数などが含まれます。
役柄の重要性を優先する際は、「出演経歴を優先して」や「ビデオの再生を優先する際は影響力の高い方を優先して」などビデオの1番の目的によって選んでいきましょう。

おわりに

今回は、MVの金額の決まり方について細かくご紹介させて頂きました!
結論として予算とクオリティのバランスは楽曲によって様々です。
自分の希望に沿ってくれる制作者さんを見つけて、入念に制作していく
こちらに尽きると思います。

IZM.pro | イズムプロ では作品によってオーダーメイドの撮影チームで数々の作品を残してきました。
ぜひお困りの際はアーティストさんも制作者さんもお気軽にお尋ねください!!それでは!

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