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【初心者向け】MV撮影に必要な機材5点

撮影技術

はじめに

皆様こんにちは! IZM.pro | イズムプロ 編集部です。

私たちは現在(2025.2.18)50本以上のMVを制作してきました!

そんな私たちも初めてのMVを撮影する際

機材はなにを持っていけばいいんだろう...
色々調べてみたけど、高くて揃えられない...

という経験を全員がしてきました。
そんな経験から、私たちが失敗しない機材リストをピックアップします!!

カメラ&レンズ

1つ目はなんといってもカメラとレンズです!

カメラ

カメラといっても無数に存在してしまうので、選ぶ定義としてはなるべく映像に強いカメラをオススメいたします。
一眼レフには写真向け・映像向け・どちらもまんべんなく撮影できるカメラの3種類があります。
"映像も撮影したいし、写真も撮影したい...

  • 自分にどちらが向いているのか
  • 写真を撮っていたけど映像に挑戦したい

など様々な選択肢があるかと思います。
そんな方におすすめなのが Sony αシリーズです。
初心者クリエイターの大半が通る機材ではないでしょうか。
現場のスタッフたちの大半は初めてのカメラはαシリーズです。

iPhone(スマホ)のカメラ機能の成長

最近ではiPhoneをはじめ、スマホのカメラの性能が格段に上がっております!
「中古の2-3万円のカメラで行こうかな...」などとお考えの方はスマホのカメラで一度試してみて下さい!
カメラと同等、もしくは型番の古いカメラよりハイクオリティな映像が撮れることもあります!

またフレームレートが 60fps, 120fps が使用できるカメラはスローにして素材の尺も伸ばせる為、素材の尺が足りなかった場合には尺を増やすことができる為、役立ちます!

レンズ

カメラで撮影する場合は、レンズも必要です。
レンズにはそれぞれ撮影する距離(ズーム)が違います。これは焦点距離といいます。
レンズに〇〇mmと必ず記載されています。数(mm)が大きいほど、拡大ができ、数が小さいほど広い画が撮影できます。


50mm以上のレンズになるとかなり寄っている絵になる為、なるべく広角レンズを使用することをオススメします。
"ズームレンズ"といって、1本のレンズで焦点距離が変更できるレンズもあります。

こちらを使用すればレンズの焦点距離内で寄ったり引いたりが出来るのでベストな選択肢といえるでしょう。
スターター機材として、レンズキットという初心者向けのレンズも存在し、広角から望遠までを一挙に担えるレンズが安価に手に入る為、おすすめいたします。

スピーカー

2つ目はスピーカーです。
MVには歌っているシーン(リップシンク)が必要不可欠です。

編集の際に元の音源とタイミングを合わせる必要があります。スピーカーで音を出しながら撮影をしないと後に音源とのタイミングを合わせられなくなるので注意が必要です。

携帯で代用することも可能ですが、カメラ側になるべく近づけて撮影しましょう!
携帯では出せる音量に限りがあるため、編集時に音が小さく聞き取りづらくなり、リップシンクが難しくなってしまいます。

三脚

3つ目は三脚です。
三脚はカメラを固定する役割があります!

子供の頃、運動会や発表会で母親が撮影してくれた動画がブレブレだったことがある方は多いと思います(笑)
カメラには手ぶれ補正という機能が存在しますが、高価なカメラほど手ぶれ補正がしっかりしているイメージがあります。
そのため、安価なカメラやスマホカメラで挑む際は"手ブレ"を防ぐために三脚は必要不可欠と言えるでしょう。

三脚が手に入れられなかった際の豆知識

実は撮影技術でも手ブレをおさえるような手法があります。
この技術は撮影を重ねて自分なりの技術を見出していくものです。
私の場合は脇を締めて、腕の遊びをなくすことで手ブレの少ない撮影ができるようになりました。
我流の撮影スタイルなので保証はできませんが、三脚が手に入れられなかった方は試してみてください。

また三脚をカメラにつける際には、"プレート(台座)"が必要になります。
三脚にはそれぞれ専用の備え付けのプレートがあるので、ねじ穴や耐荷重など、カメラとの相性をあらかじめチェックしておきましょう!

SDカード(メモリ)

4つ目はSDカード(メモリ)です。
カメラやレンズが揃っていても、データを記録するSDカードが無ければ映像を保存できません。
「SDカードには容量が色々あるが、どれが良いのだろう...」
と悩まれる方もいらっしゃるかと思いますが、大体ではありますがSDカードの容量の目安として

  • 4Kで撮影する場合は 64GB-128GB
  • HDで撮影する場合は 32GB-64GB

を用意するとストレスなく撮影が可能です。

撮影するカメラには、「このメモリで何分撮れます」という表示が存在しますのでしっかりと確認してから撮影に臨みましょう!

IZM.proで行っているデータ管理法

撮影した映像データは編集の際に、カメラから取り出しPCやハードディスクに保存しておく必要があります。
データの管理を一歩間違えれば取り返しのつかないことに...
私たちIZM.pro | イズムプロ ではリスクを最小限に抑える、徹底したデータ管理を行っています。

  • 2か所以上のスペースに保存(バックアップ)しておくこと
  • フォーマットは細心の注意を払って行うこと
  • どこに何のデータが入っているかメモをしておくこと

2か所以上のスペースに保存(バックアップ)しておくこと

2か所以上に保存しておくことは、必ず行ってください!
万が一、保存先のPCやハードディスクが故障してしまった際は、データも当然失われてしまします。
保存先の機材が故障したことも想定して別の機材に2か所以上保存しましょう。

フォーマットは細心の注意を払って行うこと

フォーマットとはメモリを初期化(削除)する作業のことです。
フォーマットを行う際はバックアップが取れていることが確認できてから行ってください。

"駆け出しのころ、取ったつもりでフォーマットをしてしまった"というクリエイターの体験談はよく耳にします。
フォーマットをする際は、焦らず!!

どこに何のデータが入っているかメモをしておくこと

前述した内容と少しかぶりますが、バックアップしたデータはきちんとファイルで区別し管理しましょう。

私たちは膨大なデータを扱っているので、ハードディスク内にはファイルで管理を、そしてハードディスクの外面にも付箋などで撮影日と内容を記載し、なるべく可視化できるように管理をしています。

数年たった素材をあとから探し出したいときや、納品したいときにとても探すのが楽になるので、ぜひ参考にしてみてください。

バッテリー

最後はバッテリーです。
使用する機材にスペアのバッテリーがそれぞれ用意できると大安心です!
ですがそれが厳しい方は、モバイルバッテリーを用意しましょう!

最近の機材はそれぞれモバイルバッテリーから給電できる機能があるので、ロケの移動中に充電したり、撮影の休憩中に充電したりとやりくりしてみて下さい。

おわりに

このアイテム5つを持っていければ、機材トラブルなくMVを仕上げることができるでしょう。
そして撮影ごとに自分に合った機材や新しい機材を導入して、より良い作品作りを行なってください。

MV撮影の予算の相場についての記事やその他MV制作に関する記事も多数作成しているのでぜひ気になる方はご覧ください!より知識が深まること間違いなしです。

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また私たちIZM.pro | イズムプロ のMV作品は制作実績ページに掲載しておりますのでぜひ作品もご覧になってみてください!それでは!

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